小学3年生からのフォニックス英語

日本人が英語をスラスラと話すには その2

音読暗誦がキー

それでは、具体的な学習方法を考えてみる。対象の学習者を小学生として、アウトプットをしなければならないの状態を考えてみる。一般的にコミュニケーションとは、①自分の気持ちや考えを相手に伝える、②興味や関心を持った時に質問する、③そして質問された時に答える、これらの3つが中心である。

自分の気持ちや意見を伝える

さて、自分の気持ちや考えを相手に伝える状況は日々の生活の中で多く生じる。例えば、命令文、挨拶、Let’s do ~、I want to ~、等々。これらは、強制的なアウトプットではなく自然発生的な自己表現である。Listen! Please. Good morning. Thank you. You are welcome. Be quiet. Let’s go. Come in. See you.等児童たちにとって最初に出会う日常的な表現である。その場面で考えずに(日本語を経由せずに)瞬時に口に出てくるまで練習して欲しい。会話では作文をしている時間はない。すべて音読暗誦して身につけて欲しい。

興味や関心を持った時に質問する

次に、興味や関心を持った時に質問する場面を考えてみる。例文を挙げるに暇がない。動詞や助動詞を使った疑問文は数えきれない。Be動詞、What/Why/When/Where/How ~、Can/Could ~、Do/Does ~、Will/Would ~等を使った疑問文の例を挙げてみる。Are you cold? What is your name? Why? When’s your birthday? Where do you live? How are you? Can you swim? Could you open the window? Do you like dogs? Does your father smoke? Will you go shopping tomorrow? Would you like some coffee? 等など。

質問に答える

最後に、質問に対してこたえるケースである。上記の質問に対して答えるわけだが、児童のレベルでは簡単な受け答えでよい。例えば、Yes, I am. No, I’m not. My name’s Takashi. It’s December 17. I live in Fukuoka. I’m fine, thank you. Yes, I can a little. No, I can’t. Sure. Yes, I do. Yes, he does. No, he doesn’t. Ye, I will. Yes, please. 等が答えの例として挙げられる。①から③の全てについて言えることは、音読暗誦がキーである。会話では英作する時間はない。瞬時に口から出てくるまで練習するのみである。

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