小学3年生からのフォニックス英語

はじめまして。講師歴24年の武田良則です。通称、よし先生です。

子供たちに「使える英語」を身につけて欲しいという願いから英語講師をしています。
47歳の時にイギリスのカンタベリービジネススクールに留学したときに、日本人学生たちが英語を聞けない、話せない様子を目の当たりにしました。このとき、わたしは子供たちに「使える英語」を学べる環境を作りたいと思いました。
その後、小さな英語教室を立ち上げ20年指導してきました。現在は福岡市市立小学校にてゲストティーチャーとして英語授業を指導をしています。

より多くのお子様に英語を話せるようになって欲しいという願いから、オンライン英語教室を開校しました。

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よし先生(武田良則)
【教師資格】RSA/CELTA

1967-
1998年
キャセイパシフィック航空会社勤務
1994年ケント大学カンタベリービジネススクールにてディプロマ取得
1998年ケンブリッジ大学認定教師資格(RSA/CELTA)を取得
1999年グリーンウッドイングリッシュアカデミーを開校
2000-
2010年
北九州私立小学校へPLSシステム導入プロジェクトに参画
2019年
福岡市市立小学校にてゲストティーチャーとして英語授業を指導している
職務略歴
なぜ日本人は英語を話すのが苦手なのでしょうか?
英語が話せないのは、話す努力が足りないからではなく、聞く訓練が不足しているからです。相手の言っている内容が聞き取れなければ、会話は続きません。聞かずして英会話力をつけようとしても、ある程度の進歩しか期待できません。英語は「耳」から学ぶべきです。
よし先生は30年勤めたキャセイ航空を辞め、児童英語教育を目指したユニークな経験の持ち主 ですね。なぜ児童英語教育に関心を持たれたのですか?
私が、英国のケント大學のカンタベリービシネススクールへ留学した時、日本人交換留学生に出会いました。残念ながら、彼らの大半が授業を理解できずに悩んでいました。日本で8年以上 も英語と格闘してきた彼らが聞けない、話せないのです。そんな状況を見て、従来の英語教育に 疑問を持ち、子供たちに「通じる英語」を学ぶ環境を提供したいと思いました。そんな折、パシフィックランゲージスクールの創始者であるオーマンディご夫妻と出会い、彼らの児童英語教育の理念とシステムに共鳴、感銘を受けました。日本にいても外国にいるような英語教育ができると確信いたしました。
まだ日本語も勉強中の子供たち、英語を習っても混乱しませんか?
心配ないと思います。脳の中の言語野は、幼児期から訓練すれば、日本語と英語を区別する機能を持っています。しかし、9歳を境にこの機能は衰えていくようですね。バイリンガル(日本語が介入しない)を目指して、聞いて音に出して練習する。それを繰り返し何度もやること、そして 継続することです。子供も大人と同様に忘れますよ!近道はありません。継続して「努力」するのみです。
児童英語はなぜ音声指導(フォニックス)から始めるのが良いのでしょうか?
少し専門的なお話になりますが、脳の特性を活かした外国語教育について、植村研一氏(脳神経外科医)の提言(言語学フロンティア1995年)のごく一部を紹介します。「日本では、読み書きから入り、ヒアリングが最後になるケースが多い。私が英語の先生だったら、ヒアリングから入ります。脳の伝達構造からいくと、ウエルニッケの聴覚中枢から言語は出発し、そこから読む中枢、話す中枢、書く中枢へとつながっている。ところが、読みを教え、書きを 教えて、しゃべりは教えない、聞くのを教えないでは、脳の伝達構造からいえば逆なことをやっているわけです。」彼の言語学フロンティアのインタビューを読んで、感銘を受けました。
指導者としての大切な役割は何だと考えますか?
一言で答えるには、難しい質問ですね。私が心掛けていることを述べてみます。スタンスは教えるより お手伝いする感じです。ガリレオの言葉に、「他人に教えるなんてことはできないことだ。出来ることは、相手自身が自分の内なるものを発見しようとするのをただ手助けするだけだ。」とあります。これを 英語学習に例えれば、どんな立派な教材よりも、どんな有能な指導者よりも、肝心なのは学習者が自分の 能力の限界に挑戦する姿勢になると思います。指導者の役割はそれを支援するだけです。未熟学児童や 小学生は具体的な英語の学習目的を持っているケースは少ないです。しかし、どんな学びごとであれ、上手になりたいという意欲・やる気は不可欠です。そして、己の可能性に挑戦するプロセスから成長が 生まれると信じています。
英語を身につけるのに、日本語の力は関係ありますか?
英文の構造を正確に分析する基盤は、文法の理解と単語の量です。しかし、それだけでは内容を正しく 読み取るには不十分です。母語であり、生活言語である日本語の力は英文の内容を把握する時に自ずと反映されるものです。平素から読書や中身のある会話で日本語力も磨くことが大切です。その効果は 必ず英語の学習で実感されるに違いありません。そして文科省が目標とする、高校生で英語で討論できるレベルを目指して欲しいと思います。

小学校の児童からのメッセージ

元同僚・ジョナサン先生からのメッセージ

新しくオンラインの英語教室を開校する、よし先生を応援したく、紹介します。

よし先生は優れた英語教師です。70歳を超えていますが、英語を教える情熱は現役です。よし先生は、卓越した文法スキルを持ちながら、更に数十年にわたり英語スキルを向上させてきました。わたしは15年間、彼の献身的な指導を同僚として感じていました。彼は辛抱強く優しい指導をします。

本物の英語指導の達人、よし先生の指導のもと、英語習得の喜びを見つけることができると思います。
ぜひご参加ください。

元教え子からのメッセージ

私が開校していました「グリーンウッドイングリッシュアカデミー」の英語発表会に教え子が、教室に通う子どもたちにメッセージを届けてくれたときの、動画です。

グリーンウッドイングリッシュアカデミー英語発表会